XTCリスト紹介(反乱軍)
X-wing Team ChampionshipというX-Wingの国別対抗のトーナメントがあり、今年はコロナの影響でオンライン開催となりました。予選リーグ戦が6~7月に行われて、まあ日本は敗退したんですが、そこで各国が使用したリストを見れば今のX-wingのメタがわかって面白いんじゃないかと思いました。今回は反乱軍編。
ヘラのリスト
サンプル(全アイルランド)
Kyle Katarn (31)
Jyn Erso (2)
Moldy Crow (16)
Hera Syndulla (42)
XX-23 S-Thread Tracers (2)
Benthic Two Tubes (46)
Perceptive Copilot (8)
Leia Organa (7)
Pivot Wing (0)
Garven Dreis (46)
Servomotor S-Foils (0)
Total: 200
View in Yet Another Squad Builder 2.0
超強力なPhoenix Cell Squadron PackのHeraのA-wingを中心に据えたジョウスティングリスト。
Benthic Two TubesとKyle Katarnのフォーカストークン転送能力でHeraにフォーカストークンを集め、必要な機体の攻撃や防御中にHeraから転送するのが基本コンボ。
さらにGarven Dreisがフォーカストークンを使用すれば再びHeraにフォーカストークンを戻すことができて無限フォーカストークンになる。
Kyle Katarnに積んでいるJyn Ersoの能力でフォーカストークンを回避トークンに変換できるのも強力で、例えばGarvenにフォーカストークンがある状態で防御ダイスを振り、【フォーカス】【ブランク】と出た際には、
- Garvenがフォーカストークンを使用し【フォーカス】を【回避】に修正
- Garvenの能力でHeraにフォーカストークンを転送
- Jyn ErsoでHeraに付いたフォーカストークンを回避トークンに置換
- Heraの能力でGarvenに回避トークンを転送
- Garvenが回避トークンを使用し【ブランク】を【回避】に修正
なんてことができる。
Benthicに積んでいるLeia Organaも要注意。赤マニューバを実行したいタイミング(とくにBenthicの停止)で使用して圧倒的有利な状況を作り出すことができる。
火力が不足気味なのでBenthicの代わりにWedge(X-wing)を入れたりするアレンジがある。
X-Wingのはじめ方
X-Wingミニチュアゲームをどう始めればよいかについて書くよ
X-Wingを遊ぶのに最低限必要なもの
とりあえず列挙すると…
- マニューバテンプレート
- レンジルーラー
- ダイス
- ダメージデッキ
- 障害物
- トークン、マーカー類
- ミニチュア
- ミニチュアに対応したダイアル
- ミニチュアに対応した宇宙船カード
- ミニチュアに対応した宇宙船トークン
- ベースとペグ(ミニチュアごとに1つ必要)
なんだけど、X-Wingセカンドエディションのコアセットを買えばこれらは全部手に入ります。なのでゼロから始める人はコアセットを買おう。
X-Wingファーストエディションを持ってるんだけど、コンバージョンキットだけでセカンドエディションを始められる?
以下2つの理由でNoです。
- マニューバテンプレートが違う(中心線がある)
- ダメージデッキが違う
ただしマニューバテンプレートとダメージデッキはデラックスなやつが単体売りしてたりするので、それを買えば始めることができます。が… どう考えてもセカンドのコアセット買ったほうがコスパいいです。
またLuke SkywalkerとかR2-D2のようにコアセットにしか入っていないカードがあります。
ちなみに、ファーストエディションの製品から流用できるのは以下のコンポーネントです。
- レンジルーラー
- ダイス
- 障害物
- ミニチュア
- ベースとペグ(ミニチュアごとに1つ必要)
コンバージョンキットには以下が入っています。
どこで買えばいい?
安定して入手できるのは米アマゾンですかねえ。
ファクションの違いとはじめやすさ
まずセカンドエディションでは特定の製品にしか入っていないアップグレードというものがなくなったので、ファーストエディションのように「帝国軍しかやらないのに、反乱軍の製品を買わなきゃいけない…」という現象がなくなりました。
なんだけどファクションが7つに増えてどれから始めればよいか悩むようになりました。まあ好きなファクションを買えばよいんですが、製品展開上、初心者でもはじめやすいファクションとそうじゃないファクションがあったりします。それぞれについてファクションの特徴とはじめやすさを考えてみます。なお新規組とファーストの出戻り組だとはじめやすさが違うので分けて考えるよ。
反乱軍(新規A、出戻りA)
エピソード4-6の主人公側のファクションです。耐久力高め攻撃力高めな宇宙船が多いです。逆にマニューバは遅めで、移動系のアクションを持っていないことが多いです。よって相手の射線をかわすのは苦手で、正面からぶつかって耐久力と攻撃力で勝つ戦法が得意です。コアセットにX-Wingが1機入ってる上に、Phoenix Cell Squadron PackというA-wing2機とB-wing1機が入った製品が出ているので新規組はとてもはじめやすいです(はじめやすさA)。また出戻り組も反乱軍コンバージョンキットがあるのでとてもはじめやすいです(はじめやすさA)。
帝国軍(新規A、出戻りA)
エピソード4-6の敵側のファクションです。反乱軍とは対照的に耐久力低めですが、速いマニューバと優秀な移動系アクションで相手の射線をかわす戦法を得意とします。コストが低い機体が多く、スウォームと言って数の暴力で勝つ戦法も得意です。またTIEボマーのような魚雷やミサイル、爆弾など使い捨ての火力で早期決着する戦法も得意な機体があります。反乱軍同様、コアセットにTIEファイターが2機入ってたりSkystrike Academy Squadron PackにTIEインターセプター2機とTIEディフェンダー1機が入ってたりするので新規組はとてもはじめやすいです(はじめやすさA)。出戻り組も帝国軍コンバージョンキットを買えばすぐに始められます(はじめやすさA)。
スカム(新規B、出戻りA)
賞金稼ぎや海賊など宇宙のならず者のファクションです。時代はエピソード1から9まですべてを含んでいますがエピソード4-6が多めです。機体の特徴は反乱軍と帝国軍の中間ぐらいで、まあまあの耐久力とまあまあのマニューバを持ってるイメージです。スカムの機体の多くは非合法アップグレードを装備できて、回数制限やリソース消費があるけれど特殊な行動ができたりします。また、自爆や同士討ちっぽい能力があったりしてほかのファクションではできないコンボができます。コアセットに機体が入っていないので、新規組はややはじめづらいです(はじめやすさB)。出戻り組はスカムのコンバージョンキットを買えばよいのではじめやすいです(はじめやすさA)。
レジスタンス(新規B、出戻りB)
エピソード7-9の主人公側のファクションです。機体の特性は反乱軍に似ていて高耐久高火力ですが、より性能が上がりよりコストが上がっています。パイロットやアップグレードの効果でアクションやトークンを増やす能力が多めです。少数精鋭の機体がアクション増やして殴る戦法が得意です。新規組はややはじめづらいと思います(はじめやすさB)。出戻り組はレジスタンスコンバージョンキットを買えばよいのですが、そもそもファーストのレジスタンス機体がほとんどなかったのでややはじめづらいです(はじめやすさB)
ファーストオーダー(新規C、出戻りB)
エピソード7-9の敵側のファクションです。これも機体の傾向は帝国軍に似ています。ただし今のところボマータイプの機体はありません。パイロットやアップグレードで、複数の宇宙船を強化する能力が多いので、スウォームを強化して殴る戦法が得意だと思います。Squadron Packが唯一出ていないので、新規組はかなりはじめづらいファクションです(はじめやすさC)。出戻り組もレジスタンスと同様にファースト製品が少なめなのでややはじめづらいと思います(はじめやすさB)。
共和国(新規B、出戻りC)
エピソード1-3の主人公側のファクションです。特徴はなんといってもパイロットの多くがジェダイだということです。ジェダイの機体はマニューバが優秀で意表を突いた移動系アクションができたりしますが火力が低く耐久力が最低レベルです。この辺を特殊能力やフォースでカバーしたりする戦法が得意です。ファーストで製品が出ていないので、新規組も出戻り組もはじめやすさは一緒ですが過去資産を使えない心理的なアレで新規組B、出戻り組Cとします。
分離主義者(新規B、出戻りC)
エピソード1-3の敵側のファクションで、ドロイドが多めです。ドロイド機体のスタットは総じて低く、フォーカスアクションよりも弱いカリキュレートアクションしか使えず、コストも低いのですが、他の機体とトークンを共有できたりするので、スウォームがすごく得意なファクションです。またマニューバにクセがあり、バンクよりもターンの方が難易度が低いという特徴があります。これも共和国と同様、新規組B、出戻り組Cとします。
まとめ
- 新規組、ファーストからの出戻り組どちらもまずはコアセットを買おう
- 新規組は反乱軍か帝国軍がおすすめ
- 出戻り組はスカムもあり
- レジスタンス、ファーストオーダー、共和国、分離主義者ははじめづらいけど面白いよ
パイロット考察(TIE/ln Fighter編)
X-Wing 2ndの各機体の各パイロットについて考察をしてみようと思う。ポイントとスロットは2021年2月11日現在のもの。
"Wampa"
イニシアチブ1
28ポイント
君が攻撃を実行する際、君は【チャージ】を1つ消費して攻撃ダイスを追加で1つ振っても良い。
君が防御した後、【チャージ】を1つ失う。
先制攻撃できればアタック3になる能力だが、イニシアチブ1なので一方的に攻撃できたときだけ発動すると思ってよい。読み合いに完全勝利する必要があるが、3ポイント上にTIE IntercepterのAlpha Squadron Pilotがいるのでそっちを使った方が良い気がする。
"Night Beast"
イニシアチブ2
25ポイント
君が青のマニューバを完全に実行した後、君は【フォーカス】アクションを行っても良い。
単純に2アクションができる優秀な能力。Obsidian Squadron Pilotと2ポイントしか変わらない。回避+フォーカスで生存性を高めるのが基本だが攻撃型でTargeting Computerを付けても良いかも。
Valen Rudor
イニシアチブ3
26ポイント
エリートスロット
レンジ0-1の友軍宇宙船の防御の後(もしあればダメージを適用した後)、君はアクションを実行しても良い。
複数アクションできることがある能力。こいつもBlack Squadron Aceと1ポイントしか違わないので余裕があれば置き換えるべき。基本は自分が攻撃されて能力が発動するので、アクティベーションの時は回避を宣言して能力でフォーカスしたい。バレルロールで撃てなかったはずの敵を撃てるようになればかなりうれしい。回避をするのでJukeと相性がいいかも。あるいはOutmaneuverつけてアクティベーションフェイズにバレルロールで射界外しとか。
Del Meeko
イニシアチブ4
29ポイント
エリートスロット
レンジ0-2の友軍宇宙船がダメージ状態の攻撃者から防御する際、防御者は防御ダイスを1つ振り直しても良い。
サポート系能力だが自分にも効果あり。敵がダメージ状態でないといけないので能力を忘れがち。
Gideon Hask
イニシアチブ4
29ポイント
エリートスロット
君がダメージ状態の防御者に攻撃する際、攻撃ダイスを追加で1つ振る。
Del Meekoと対になる能力。しかしDelと比べてターゲットを選べるので発動機会は多いはず。Seyn Maranaの能力や味方のボマーとかがConcussion Bombsでシールド貫通させて無理やりダメージ状態にすればコンボになる。
Iden Versio
イニシアチブ4
40ポイント
エリートスロット
レンジ0-1の友軍のTIE/ln Fighterが1つ以上のダメージを受けようとする前に、君は【チャージ】を1つ消費しても良い。もしそうするなら、そのダメージをなくす。
TIEファイタースウォーム用の能力。強力だが、その分ポイントが高い。ゲーム中に1回しか使えないのでHowlrunnerを守ったり即死級ダメージやヤバいクリティカルのキャンセルに使いたい。
Seyn Marana
イニシアチブ4
29ポイント
エリートスロット
君が攻撃を実行する際、君は【クリティカル】の結果を1つ消費しても良い。もしそうするなら、防御者は表向きのダメージ・カードを1枚受け取り、その後君の残った結果をすべてキャンセルする。
2ndではあまりいないシールド貫通能力。ダメージ状態で発動する能力と組み合わせてコンボになる。Marksmanshipを付けるのが基本か。
Howlrunner
イニシアチブ5
44ポイント
エリートスロット
レンジ0-1の友軍宇宙船が主武装による攻撃を実行する際、その宇宙船は攻撃ダイスを1つ振り直しても良い。
優秀なサポート能力を持つ。2ndでは能力が自身にも発動するようになった。TIEスウォームに入れて火力を上げるのが基本だが、インターセプターやアドバンストのお供にも良い。真っ先に狙われるのでElusiveやShield Upgradeで耐久性を上げるのが良いがポイントがもともと高いのがネック。
"Mauler" Mithel
イニシアチブ5
30ポイント
エリートスロット
君がレンジ1で攻撃を実行する際、攻撃ダイスを追加で1つ振る。
レンジ1だと4dで攻撃ができるが1ゲームに何回あるんだという気はする。ブロッカーっぽく動いて運が良ければという感じかも。そうなるとIntimidationと相性が良いかもしれない。
"Scourge" Skutu
イニシアチブ5
30ポイント
エリートスロット
君が君の【ブルズアイアーク】内の防御者に攻撃を実行する際、攻撃ダイスを追加で1つ振る。
Mauler Mithelと同様機会が少ないが、ブルズアイアーク限定のエリートタレントと組み合わせるとシナジー。Marksmanship、Predator、Crack Shot。
Zam Wesellについて
X-Wing Wave 8でもっともテクニカルなカード、Zam Wesellについて考えてみる。
Zam Wesell(パイロット版)
セットアップ: 【チャージ】を2つ失う。
システム・フェイズの間に、君は君のシークレット・コンディションのうち1つを裏向きにつけても良い。
・You Should Thank Me
・You’d Better Mean Business
Zam Wesell(クルー版)
セットアップ:2【チャージ】を失う。
システム・フェイズの間、君はシークレット・コンディションのうち1つを裏向きにつけても良い。
・You Should Thank Me
・You’d Better Mean Business
書いてあることはパイロット版とクルー版で同じだが、パイロット版はチャージ4なのに対してクルー版は2である。カードの能力でセットアップ中に2チャージ失うので、パイロット版は2チャージ、クルー版は0チャージでゲーム開始する。
You Should Thank Me
このコンディションは裏向きでつけられる。君が防御した後公開する。
君が防御した後、Zam Wesellは1【チャージ】を回復する。その後、攻撃者へのロックを得ても良い。
エンゲージメント・フェイズの終了時、もしこのカードが裏向きで、君が敵宇宙船の攻撃アーク内にいるなら、君はこのカードを公開し、Zam Wesellから2【チャージ】を消費しても良い。もしそうするなら、君はボーナス攻撃を行っても良い。
システム・フェイズの開始時、このコンディションを取り除く。
You’d Better Mean Business
このコンディションは裏向きでつけられる。君が防御した後公開する。
君が防御した後、君はZam Wesellから2【チャージ】を消費しても良い。もしそうするなら、君は攻撃者に対してボーナス攻撃を行っても良い。
エンゲージメント・フェイズの終了時、もしこのカードが裏向きで君が敵宇宙船の攻撃アーク内にいるなら、君はこのカードを公開しても良い。もしそうするなら、Zam Wesellは2【チャージ】を回復する。
システム・フェイズの開始時、このコンディションを取り除く。
ようはYou Should Thank MeとYou’d Better Mean Businessのどちらかをつけて対戦相手に二択を迫るメカニズムである。
つまりどういうこと?
読んでも効果がわかりづらいので条件分けして考えてみる。どちらも、敵宇宙船の攻撃アーク内に入れられることを仮定する。
You Should Thank Meを選んだら
チャージ2以上の時
- 攻撃される: 1チャージを回復し、その後攻撃者に対してロックを得ても良い。(攻撃者有利)
- 攻撃されない: 2チャージを消費してボーナス攻撃を行っても良い。(防御者有利)
チャージ1以下の時
- 攻撃される: 1チャージを回復し、その後攻撃者に対してロックを得ても良い。(防御者有利)
- 攻撃されない: (チャージがないので何も起きない)(攻撃者有利)
You’d Better Mean Businessを選んだら
チャージ2以上の時
- 攻撃される: 2チャージを消費して攻撃者に対してボーナス攻撃を行っても良い。(防御者有利)
- 攻撃されない: 2チャージを回復する。(攻撃者有利)
チャージ1以下の時
- 攻撃される: (チャージがないので何も起きない)(攻撃者有利)
- 攻撃されない: 2チャージを回復する。(防御者有利)
Zam Wesell視点でまとめると
- チャージが2以上で攻撃されそう->You’d Better Mean Businessを選択
- チャージが2以上で攻撃されなさそう->You Should Thank Meを選択
- チャージが1以下で攻撃されそう->You Should Thank Meを選択
- チャージが1以下で攻撃されなさそう->You’d Better Mean Businessを選択
Tabletop SimulatorでX-Wingを遊んでみる(その4)
マニューバの実行と戦闘について。
ダイヤルの真ん中にあるMovesボタンを押すと可能なマニューバの一覧が表示される。そのうちの1つを選んでSetボタンを押す。これでプランニングが完了。
アクティベーションの際はダイヤルの上でキーボードのFを押すとひっくり返せる。そうしてMoveボタンを押す。
するとそのマニューバが実行される。他の宇宙船にぶつかったり障害物の上を通過したりすると左下のチャットウインドウにその旨が表示される。
ダイヤルの右側のTボタンを押すとトークンの一覧が表示される。押すとそのトークンが自機につく。上のRを押すとブーストやバレルロールができる。左のAを押すとレンジを図ることができる。
最後の戦闘。右クリックメニューからFireArcを選ぶかダイヤルの左のAからそれっぽいものを押すと、
レンジを測れる。これは視覚的なものだけじゃなくて左下にファイアリングアーク内の敵宇宙船と距離、障害物を挟んでいるか等が表示されている。
ダイスはテーブル真ん中のダイスをつかんで持ってきて選択してキーボードのRを押す。左下のチャットウインドウに結果が表示されている。
フォーカストークン等でダイスを修正する際は変更したいダイスを右クリックしてRotation Valueから変更できる。あるいはダイスの上でキーボードの3を押しても良い。
防御側も同様。
だいたい操作は説明したのでもう対戦できるはず。
Tabletop SimulatorでX-Wingを遊んでみる(その3)
続いてセットアップを説明する。まず障害物の配置。
テーブルの端にあるToggle Rulersボタンを押すとこのようにルーラーが置かれる。真ん中の正方形の部分が障害物を配置できるエリアであることを示している。
テーブルの脇に障害物トークンがあるので自分が使用するトークンをつかんでドラッグしてくる。種類ごとに1つの形しかないが、トークンの上でキーボードの1~6を押すことで別の形にすることができる。あるいは右クリックメニューからStateを選択しても別の形にできる。
障害物を配置する時はロックしなければいけない。ロックすると基本的にロック解除しないとそのオブジェクトを選択したり動かしたりすることができなくなる。ロックはオブジェクトの上でキーボードのLを押すか、右クリックメニューからLockを選ぶ。
2つ目以降の障害物はつかんでいる間、このように他の障害物とレンジ1以内だと線が出て不正な位置であることを教えてくれる。線がなくなるまで離す必要がある。
そうして6つの障害物を配置する。
続いて機体の配置である。先ほどのToggle Rulersボタンをもう1度押すと機体配置用のルーラー位置になる。
まず機体とダイヤルを関連付ける必要がある。今、ダイヤルの上にマウスカーソルを乗せるとUnassigned Dialと表示されるはずである。
ダイヤルをつかんでドラッグして機体に重ねる。そうするとダイヤルの表示が変化し機体が関連付けられる。
これを全機体分行う。
そして機体を配置する。機体をつかんでドラッグして良きところまで動かして、ダイヤル下部のPlace Shipボタンを押す。ダイヤルの表示が変われば位置を確定したことになる。ロックも自動的に行われる。
これを全機体分行う。
Tabletop SimulatorでX-Wingを遊んでみる(その2)
とりあえず一人で操作を確認してみる記事。今回はゲーム開始前にスコードの準備までを行う。
Tabletop Simulatorを起動するとこんな画面になる。ほかのプレイヤーが作った部屋に入るならJOINだが、自分で部屋を作るならCREATEを選ぶ。今回はCREATE。
今回は1人チュートリアルなのでSingleplayer
その1でサブスクライブができていればX-Wing Unified 2.0がWorkshopにあるはずなのでそれを選択する。
するとX-Wingのモジュールがロードされる。マシンパワーにもよると思うが全てのコンポーネントが読み込まれるまでまあまあの時間がかかる。Loading completeが出るまで待った方が良い。
ここから先の操作方法については
テーブルトップシミュレータ操作方法 - X-Wing Second Edition Wiki*
も参照すること。今回の記事で使いそうな操作は以下。
- カメラ回転: テーブルを右クリックしてマウス移動
- カメラ移動: キーボードのWASDキー
- ズームイン/アウト: マウスホイール
- オブジェクト選択: オブジェクトの上で左クリック
- オブジェクトをつかむ: オブジェクトの上で左クリック長押し
- オブジェクトの水平回転: オブジェクトをつかんでマウスホイール
スコードをスポーンさせる。スコードはTabletop Simulator内でも作成できるが、前もってYASB 2.0等でスコードを生成してXWSあるいはTTS形式リストデータをコピーして置くのをおすすめする。
テーブルのはしにタブレットっぽいのがあってこれがSpawnerである。
"XWS Spawner"あるいは"TTS Spawner"のボタンを押し、テキストボックスにリストデータを張り付け(CTRL+V)、"Spawn as Disk"ボタンを押す。そうすると怪しいディスクが生成される。
ディスクをテーブルの自席の位置まで移動させて、ディスクの下の方にある"Spawn"ボタンを押す。なおオブジェクトを水平回転させるにはオブジェクトをつかんだ状態でマウスホイール。
若干のロードののち、作成したスコードのカード、トークン、ミニチュア等が表示される。