X-Wing 2.5の変更点(シナリオ編)

X-Wing 2.5ではシナリオが導入され、単純な殲滅戦ではないゲームプレイが普通になりました。標準的なシナリオは4つあり、ミッションポイントを20点取得したプレイヤーが勝利します。また各シナリオは12ラウンドで終了し、その時点でミッションポイントが多いプレイヤーが勝利します。ミッションポイントの取得は各シナリオの特殊ルールに加え、敵宇宙船を破壊したときにもその宇宙船のスコードポイントと同じ値のミッションポイントを得ます。

シナリオアクション

一部のシナリオではシナリオ固有のアクションがあります。シナリオアクションは、その宇宙船のアクションの実行ステップにしか実行できません。

Assault at the Satellite Array

サテライトを5つ配置します。2ラウンド目以降、終了フェイズに、各サテライトのレンジ0-1に最も多くの宇宙船がいるプレイヤーは1ミッションポイントを得ます。中型船と大型船は2機分とカウントします。

Chance Engagement

サテライトを1つ配置します。終了フェイズに、サテライトの0-2に1機以上宇宙船がいるプレイヤーは1ミッションポイントを得ます。0-2に他のプレイヤーの宇宙船が全くいない場合、さらに1ポイントを得ます。

このシナリオのみ、敵宇宙船のヘルスを半分減らすと、その宇宙船の構築ポイントの半分に等しいミッションポイントを得ます。

Salvage Mission

サプライキャッシュを5つ配置します。シナリオアクションとしてtow(牽引)を行い、レンジ0-1のサプライキャッシュを拾うことができます。ある宇宙船はサプライキャッシュを1つしか運べず、運んでいる間はバレルロール、ブースト、クローク、SLAMを行えず、クロークトークンを得ることができません。

サプライキャッシュを運んでいる宇宙船1つにつき、2ラウンド目以降の終了フェイズに1ミッションポイントを得ます。

クリティカルダメージを受けるか破壊されたとき、その宇宙船はサプライキャッシュを落とします。対戦相手のプレイヤーがその宇宙船のレンジ0-1の位置に置きます。

Scramble the Transmissions

サテライトを3つ配置します。シナリオアクションとしてスクランブルを行い、レンジ0-1のサテライトをコントロールすることができます。2ラウンド目以降、終了フェイズに、コントロールしているサテライトにつき1ミッションポイントを得ます。