Tabletop Simulatorの爆弾について
順番がムチャクチャだけど爆弾について。
爆弾使用の前に爆弾のトークンと、Bomb Drop Tokenを用意しておく。Bomb Drop Tokenは爆弾スコードを使うとダイスの近くに転がっているはず。
ダイヤルを機体にアサインする要領でBomb Drop Tokenを機体に重ねてアサインする。アサインされたらBomb Drop Tokenはプレイエリアの外に置いても良い。
爆弾を投下したいときはBomb Drop Tokenの「Drop Bomb」ボタンを押す。そうすると、利用可能なテンプレートが表示されるので1つ選ぶ、
すると機体の後ろにテンプレートが置かれた状態になる。
この状態で爆弾トークンをテンプレートの近くに置くと爆弾トークンをセットできる。(適当に置いても正しい位置に補正される。)
Tabletop SimulatorでX-Wingを遊んでみる(その1)
Vassalを使ったX-Wing対戦の記事を書いていたが世の中ではTabletop Simulatorを使った遠隔対戦の方が主流らしい。ということでTabletop Simulatorとかの導入記事を書いてみる。
Tabletop SimulatorはSteamのソフトウェアなのでまずSteamをインストールする必要がある。SteamはVassalと違いネイティブアプリケーションなのでインストールに苦労することはないだろう(たぶん)。その後Steam内のストアからTabletop Simulatorを購入する。リンクは以下。
Tabletop Simulatorの購入後にSteam Workshop::X-Wing Unified 2.0を以下リンクからサブスクライブする。
初回セットアップの際にTabletop SimulatorとかX-Wingのmodとかがインストールされるはず。
VassalでX-Wing 2ndの遠隔対戦をしてみよう(その7)
ダイヤルのセット
プランニングフェイズのダイヤルのセット方法です。
プレイヤーウインドウ上でダイヤルを選択し、右クリックメニューからToggle Hidden/Reveal Dialを選択するかCTRL+Rを押します。すると左上にアイコンが付きます。この状態だと対戦相手はダイヤルの中身を見られないようです。
その状態で、マニューバを決定します。右クリックメニューでもできますが、ショートカットのカンマ(左回転)とピリオド(右回転)で選ぶのが良いでしょう。マニューバが決まったら、マップウインドウの船の近くにダイヤルをドラッグアンドドロップします。
マニューバの実行
アクティベーションフェイズにマニューバを実行します。
右クリックメニューからToggle Hidden/Reveal Dial and perform Move on Mapを選択するかCTRL+Sでマニューバ公開と同時にマニューバ実行できます。(これをsuper-revealingというようです)。
こんなふうに。
CTRL+Rでもダイヤルの公開ができますが、マニューバの自動実行を行いません。その場合は右クリックメニューからマニューバを選ぶか、マニューバごとのショートカットを使うか、あるいはマウスインタフェースからマニューバを実行します。
マウスインタフェース
CTRLを押しながら宇宙船を左クリックすることで、マウスインタフェースを出せます。
マニューバを実行したり、
射界を表示したり距離を測ったり
ブーストやバレルロールを実行したり
いろいろできます。
衝突の処理
マニューバ実行の結果、他の宇宙船に重なってしまったとき、動かした宇宙船を重ならない位置まで下げる必要があります。Vassalは衝突を検出したとき宇宙船を赤くするようです。
そういうときは、キーボードのCボタンを押します。するとVassalがあたかもマニューバテンプレートで測ったかのように宇宙船を適切な位置に置いてくれます。
マニューバテンプレートは残ってしまうので、右クリックメニューのDeleteかCTRL+Dで削除します。
VassalでX-Wing 2ndの遠隔対戦をしてみよう(その6)
戦場の準備をしていきます。
障害物の設置
各自のプレイヤーウインドウから障害物をドラッグしてマップウインドウにドロップするというスーパー地味作業です。
ただしちょっと楽ができて、障害物を右クリックして出てくるメニューからRange Finderを選択、あるいは障害物を左クリックしてCTRL+Lを押すとレンジ1,2,3を見ることができます。
ミニチュアの設置
これもドラッグアンドドロップするだけ。
ミニチュアの向きを変えるには右クリックメニューのRotation。あるいはショートカット…
普通に右or左カーソルキーを押すと15度回転。CTRL+カーソルで1度、ALT+カーソルで90度、CTRL+Uで180度回転します。
ということで準備が完了しました。
VassalでX-Wing 2ndの遠隔対戦をしてみよう(その5)
アンドゥ
まずアンドゥボタンを覚えましょう。Vassalの各操作はアンドゥできますがボタンの位置がわかりづらいです。メインウインドウの左端のボタンがアンドゥです。
プレイヤー1の準備
まずスコードを準備しなければなりません。今自分はプレイヤー1なので、プレイヤー1用のウインドウを出します。
メインウインドウのアイコンのうち、四角に囲まれた1がプレイヤー1用のウインドウを出すボタンです。
すごくわかりづらいですね… 押すと空のウインドウが出てきます。
"2.0 Squad Spawn"を押すと、ウインドウが出てきます。
スコードの生成にはメソッドが3つあります。おすすめはメソッド1で、外部のツールで生成したスコードのURLを張り付ける方法です。FFGオフィシャルのツールは非常に問題があるので、デファクトであるYet Another Squadrin Builder 2.0を使いましょう。
Choose Obstaclesでスコードで使用する障害物を選択しておくことをおすすめします。アドレスバーのURLをコピーして。
スコード生成のウインドウのMethod1のところに張り付けて、Spawn Squad form URLを押します。
うまくいけば10秒ほど待った後、Player1のウインドウにいろんなパーツが置かれます。YASB2.0で障害物を選択していれば、障害物も置かれています。
プレイヤー1のウインドウにはダメージデッキ置き場もありますが、空になっています。ダメージデッキを生成するには、メインウインドウでダメージマークのアイコンを押します。
するとDamage Deck Sispenserウインドウが出てくるので、
"Spawn 2ed Deck"ボタンを押すと、ダメージデッキが生成されます。
これでプレイヤー1の準備は終わりです。
プレイヤー2の準備
1人対戦なので対戦相手であるプレイヤー2の準備も自分でします。今はプレイヤー1なのでまずプレイヤー2になります。メインウインドウの"Become Player #"ボタンを押します。すると次のダイアログが出ます。
"Join another side"ボタンを押すと、何番のプレイヤーになるかセレクトメニューが出るので、Player 2を選択してOKを押します。
これでプレイヤー2になれました。この後はプレイヤー1と同じように準備をします。
VassalでX-Wing 2ndの遠隔対戦をしてみよう(その4)
今までVassalのインストール方法等を説明してきましたが、Vassalが何ものであるかをあまり説明していませんでした。Vassal+X-WingモジュールはあくまでX-Wingミニチュアゲームを遠隔対戦するためのソフトウェアであり、X-Wingを対戦コンピュータゲーム化したものではありません。つまりどういうことかというと、ミニチュアを動かしたり、ルールやカードの効果を適用したりはコンピュータがやってくれるわけではなく、処理するのはプレイヤーです。やってみてわかりましたが、手でやってたことをコンピュータ上でやるのはかなりめんどくさく、はっきり言って、実際に対面で遊んだほうがよっぽど楽です。必要なのは熱意です。
ただし、遠隔対戦をサポートしてくれるさまざまなツールが入っています。ダイスロールや、たとえば次のように宇宙船同士がオーバーラップしたときに、
適正な位置に置いてくれる機能など。
射界や距離のチェックを行うツールもあるので、そういうところで揉めなくなります。
また対面でミニチュアゲームするのと同様にどういう処理を行ったかとか、自分の手番が終わったとか、会話をしなければなりません。それはテキストチャットとかボイスチャットでやるみたいです。
これらを踏まえて一人対戦を行ってみます。
VassalでX-Wing 2ndの遠隔対戦をしてみよう(その3)
看板に偽りありですが、まずはオフラインで操作を試してみたいと思います。右側の"Select play mode"が既定で"Start new game offline"となっていると思うのでNext>を押します。
Choose sideと聞かれるのでPlayer 1を選んでNext>
Choose Boardsと聞かれます。宇宙の選択です。3フィート四方のものなら何でもいいから選びます。それでFinish。
すると地味なウィンドウが出てきました。僕の宇宙はどこ…? Star Wars X-Wing Miniatures Game controlsと書いてあるのでこれがどうもメインのウィンドウのようです。これを終了するとゲーム自体が終了します。たぶん初回起動の時はContent Checkerボタンが自己主張してくるので押してみます。
どうも必要な画像等をダウンロードする機能のようです。Second Editionタブが有効になっていると思うので、Check for missing content...と書いてあるボタンを押します。書いてある通り、数分かかります。
メインウインドウに戻ってMapボタンを押すと… ついに宇宙が表示されました! もうすぐ遊べそうな気がしますね。